ギリシャ神話に登場する怪物メドゥーサの頭にたとえたのが
名前の由来とされているチランジア カプトゥメデゥーサ。
自分の体に根を這わせているのがおどろしく見えますが
チランジアは寄生するのではなく、他の植物と共生する着生植物なんです。
エアプランツは皆さんのイメージでは「何にもしなくても育つ植物」
と思う方も多いですよね。
でも本当は違うんです。
何もしなくても育つのは自生地で自然に育つチランジアの事を
言っているのです。
チランジアは猫のように自分が心地いい場所に自生しています。
樹木に寄りそうもの、砂漠をコロコロと移動するもの、
高地の寒い場所で暮らすものなど。。
それぞれの特性を知ることで育て方がまるで違うことも!!
(品種によっては育て方が難しいものもあります。)
日本には四季があったりと、大半が室内で育てていると思います。
やみくもにソーキングなどをして腐って死んでしまうことも。。
チランジアの気孔は夕方から夜にかけて開きます。
昼間に一生懸命水を与えても、体の中には取り込めません。
(湿度を保つには必要だったりも。)
夕方から霧吹きを全体にたっぷりかけてあげるのも良いでしょう。
風通しが良い場所という条件はチランジアに限らずです。
植物は人間と同じ生き物。ほったらかしでいいなんてことはありません。
これからは、「共存している。。」なんて時々思ってみてはいかがですか?
チランジア カプトゥメデューサ クランプ
ブロメリア科 チランジア属
学名:tillandsia caput-medusae
中米
園芸コンシェルジュS.K